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2024/11/22 EDIT CATEGORY: ▲ TRACKBACK URL
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2024/11/22 EDIT CATEGORY: ▲ TRACKBACK URL
5/9(月)朝6時の目覚ましよりも早く目覚め、初めての東北に降り立つ。
目の前の三陸自動車道には自衛隊の車やバスなどで既に少し渋滞気味。
私たちも朝の受付8:30に間に合うよう
『石巻市災害ボランティアセンター』がある専修大学を目指す。
明るくなってみる石巻市の景色はスーパーやスタンド、飲食店など至って普通に見えた。
それもそのはず、被害の大きい港まではここからトンネルを3つ4つ越えたところだ。
専修大学を目指し、1つトンネル抜けると、
仮設住宅や瓦礫の集積所が目立つようになってくる。
すごい高さと量の瓦礫の山。
8:30に受付
『車だせる人〜!!』
『こっち2人誰かいませんかぁ〜??』
などと、スタッフの呼びかけにボランティアが動いて本日のチーム分けとなる。
チームが決まれば、行き先、仕事内容、いるものなどの詳細の紙と地図が渡される。
スコップ、一輪車などは敷地内の資材倉庫に借りに行く。
その中のたくさんの支援物資が置いてあるのが気になった。
この日は私たち3人と3週間滞在している愛知県からの別府さん。
もう1台には大阪から1日だけボランティアに来た年配の3人組。
別府さん級の滞在であろう・・・土建屋的な方と。
8人一組、車2台で街の一軒家へ泥かきへ。
マスクにゴーグル、上下雨合羽に長靴、ゴム長手袋という格好での作業。
海からかなり離れているように思うのだけど、
市街地の家に50cm以上の泥が入り込んだようで、壁には泥の線が付いてた。
前回ボランティアの人たちが来てから、私たちが訪れたのが3週間後。
その間、このおばさんはずーっとこのままで待っていたのでしょう。
片付ける気力もない感じがないように見えた。
物は散乱し、冷蔵庫も倒れたままだった。
奥の日の当たらない廊下は、まだ水を含んだぬかるんだ泥が残っていた。
畳も腐って、床板もダメで、家具もテレビも冷蔵庫も
あれも・・・これも・・・いや、まだこれは使える・・・
なんておばさんと食器や倉庫の物やらの仕分け。
泥をかき、玄関のコンクリートが見えたのも2ヶ月振り。
畳も家財道具も全部出し、泥ではなく、新聞紙や泥などが
混ざって紙の層のようなものがびっしりと庭を覆ってた膜のようなのを
全部はぎ取り、この日の作業は終了。
そんな庭にひめりんごの木が花を咲かせてて、
おばさんとキレイでかわいい花だね〜って一緒に眺めた花。
涙ぐみ私達が帰るのを見えなくなるまで見送ってくれたおばさんお元気で・・・・。
この花の周りの白いのが紙の層のこと。
これをめくると土がやっと顔を出す。
帰り専修大学へ向かう道の両脇は使えなくなった家財道具の山だらけ。
見た事もない自衛隊車の数。凄い光景が目に飛び込んでくる。
大学へ着くと、自分たちのベースキャンプを設置し、
別府さんに教えてもらった自衛隊のお風呂に入りに出かけた。
栃木県から那須温泉が届いててこの日は温泉でした。
夜中は凄い勢いで雨が降り、寝れず・・・・
雨が降るとボランティア活動ができないので心配だった。
5/10(火)
心配してた雨はやんで天気もよく、2日目の活動へ
この日はスコップなどなし。??どんな作業だ??
私達3人と横浜から来た元海上自衛官、現看護士さん
ITの仕事で有給使って東京から来てた方と5人で
またトンネル1つ越えた、みどり園 障がい施設へ
どうやら今日は支援物資をこちらの倉庫へ入れる作業のようだ。
なかなかトラックが来ないので
施設内でみんなとゴミ袋をたたむ作業を一緒にする。
『トラック来ました〜!!』
どぉ〜〜〜〜ん!!!!まじっ??
13トントラック3台分満載。
みんなでバケツリレー方式で段ボールを奥の部屋へ
『水〜!!』
『衣類〜!!』
『タオル〜!!』
『カイロ〜??』
と声出しながら、気づけば腕パンパン、喉カラカラ。
ちょっと、キツいなぁ〜って思ってたら
ボランティアセンタ—の方や、ボランティアの人達が
応援に来てくれて総勢何人でやってたんだろう??
ホントに凄い量の支援物資、ニーズに合わない支援物資に困ってた。
これはいつどのように配られるのだろう・・・
と聞きたいけど、聞けず作業を終えた。
街が一望できるよ!と別府さんに教えてもらった日和山公園へ
仕事を終え、みんなで出かけた。
みどり園からのまた、1つトンネルを抜けた
街の風景とは全く別世界のような光景が飛び込んでくる。
家に突っ込んだ車、ひっくり返った車、消えた信号機、
鼻を押さえるほどではないが、魚の腐ったような異臭が漂う。
みんな言葉を失う・・・
急勾配の坂をあがると日和山公園に到着。
外国人の方がライブをしてました。
サックスで「上を向いて歩こう」演奏すると
自然と手拍子が始まったのが印象的だった。
高台から見る港の景色は壮絶でした。
みんなで神社に参拝
きっと、みんな願いは一緒だったんだろうな・・・。
さぁ〜明日は支援物資を届けるぞ!!って
行けるかなぁ〜・・と不安を残しつつ
続く→→→
2011/05/17 EDIT CATEGORY:kamal COMMENT:3 TRACKBACK: ▲ TRACKBACK URL
COMMENT
お疲れ様でした。KKKの3人!
言葉を失うね・・・。すごい経験したね。
そして素晴らしい体験をしたね。
ありがとう!3K頑張ってきました。
私は、また行きたい!!って強く思ったね。
2人もそう言ってた・・
大きな経験してきました!
EBI 2011/05/18 17:25
お疲れさまでした!
たくさんの人たちがボランティアに行ってるように思うんだけど、
まだまだ足りないんだね、人手が。
実際見てみると、すごいんだろうね。
また行く時、教えてね。
yoshiko 2011/05/18 19:50 EDIT RES
いつも支援ありがとね!!
助かります。感謝してます。
今度ゆっくり新居に遊びにいくね!!
EBI 2011/05/19 15:21
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そぅ、ちっちゃい神社とかでもやっぱり神社。
かなり崩れたとしてもちゃんと残ってるんですよね。
周囲は流されてるのに。
ysk 2011/05/18 04:16 EDIT RES
日和山神社はかなりの高台なんで、坂を上がる道や上の家は地震の被害のみ
の感じでしたよ。
EBI 2011/05/18 11:59